各社VR技術の一覧と比較

2016年12月9日

フレーム予測技術

各社それぞれ違う名前でフレーム予測技術を考案していますが、中身はだいぶ似通っています。ここではそれぞれの技術の対応関係についてまとめます。

フレーム予測技術とは?

画面に3D映像を描画しようとするときに、既に描画済みの過去の内容から今表示するべき内容を予測する技術です。そのまま真面目に描画を行うと、決められた時間までに表示が間に合わない場合、過去の情報から大雑把に表示内容予測することで、無理やり表示を間に合わせる技術です。

描画が間に合わないとVR酔いを招くため、非常に重要な技術になっています。

各社のフレーム予測技術の対応

OculusSDK
(Oculus Rift)
OpenVR
(HTC Vive)
PlayStationVR
第一世代

(描画開始のタイミングでセンサーの値をもとに描画結果を予測)

Timewarp Reprojection
(再投影)
第二世代

(表示ぎりぎりのタイミングでセンサーの値をもとに描画結果を予測)

Asynchronous Timewarp Asynchronous Reprojection
(非同期再投影)
Temporal Reprojection
第三世代

(表示ぎりぎりのタイミングでセンサーの値や過去の描画結果をもとに描画結果を予測)

Asynchronous Spacewarp

各技術の登場時期

前述の表で紹介した各社の技術を今度は登場時期順にまとめます。基本的にOculusが先行し、他社は完全に後を追う形になっています。

OculusSDK
(Oculus Rift)
OpenVR
(HTC Vive)
PlayStationVR
 

2014年

TimeWarp
2016年 2月 Reprojection
2016年 4月 Asynchronous Timewarp
2016年 9月 Temporal Reprojection
2016年 10月 Asynchronous Spacewarp
2016年 11月 Asynchronous Reprojection
(Geforce)
2017年 4月 Asynchronous Reprojection
(Radeon)