VR用ヘッドマウントディスプレイと対応プラットフォームの関係

2016年11月26日

各VRヘッドマウントディスプレイにはそれぞれ対応するVRプラットフォーム(≒ストア)があります。つまり、どのVRヘッドマウントディスプレイを買うかによって、動かせるソフトの種類が変わってきます。ここではその対応関係についてまとめていきます。

ヘッドマウントディスプレイの種類
Oculus Rift
Oculus Rift S
HTC Vive
HTC VIVE Pro
Windows
Mixed
Reality
Oculus Go
Oculus Quest
GearVR
PlayStation VR
SteamVR
(OpenVR)
対応 対応 非対応
Oculus Store 対応 Revive で対応 Revive で対応? 非対応
Windows Store 非対応 対応
Oculus Store
(Android用)
非対応 対応 非対応
Google Play 非対応 非公式対応 非対応
VIVE Port 非公式対応 対応 ? 非対応
PlayStation Store 非対応 対応

各プラットフォームの特徴

SteamVR

PC用ゲームを取り合え使う世界最大のオンラインストアSteamをVR用にしたものです。実際取り扱いソフトは非常に多く、ゲームがメインであればこのプラットフォームは外せないでしょう。

ただし、Steamの運営元のValveはHTC Viveを共同開発している関係で、ストアにもViveに最適化されたものが比較的多いです。すなわち、ルームスケールが前提だったりモーションコントローラが必須だったりします。Oculus RiftでもOculus Touchがあればそれらのソフトは問題なく遊べるので、ViveとOculusに公式で両対応していると考えて問題ないでしょう。

Windows Mixed Realityでもほぼ問題ないと思われますが、実績はまだあまりありません。

Oculus Store

OculusがOculus Rift専用のソフトを配布するためのストアです。Oculus Rift専用はOculus SDKで開発されており、そのままでは他のVRヘッドマウントディスプレイで動作させることはできません。Reviveと呼ばれるエミュレーションソフトを使えば動かせるものもありますが、動かせないソフトもそれなりにあります。

Oculusは親会社のFacebookの資金力を生かしてOculus Rift専用のソフトを多く開発しています。VRの真のキラーソフトはOculus Store独占で販売される可能性は高そうです。

Oculus Store(Android)

GearVRはOculusの技術を使って開発されましたが、GearVR用のストアもまたOculusが運営しています。基本的にGearVRのはOculus Riftとは互換性がなく、ストアの内容も完全に別物です。そして、Oculus GoはこのGearVR用の資産を引き継ぐ形で登場しました。

Unityで開発された一部のソフトはOculus Riftのストアにあるものと同じものが置かれていたり、クロスバイ(Oculus Riftで特定のソフトを買うとそのOculus Go版が無料で貰える)といった試みも始まっています。

Windows Store

MicrosoftがWindows Mixed Reality向けのソフトを配布するためのストアです。

Microsoftはゲーム専用機のXboxではHaloなど独自のソフトフランチャイズを持っており、そのVR版はWindows Storeで独占的に配信されています。

GooglePlay

GoogleがAndoroid用に用意したストアです。一般のアプリと混ざってVRアプリ(ほとんどCardboard用)が登録されています。ほかのソフトに見劣りはしますが、基本無料のソーシャルゲームの中にVRに対応したものがいくつかあり、それらのクオリティは侮れないものになっています。

Vive Port

HTCがVive用に用意したストアです。Vive用に最適化されたアプリケーションが並べられていますが、SteamVRやOculus Storeにあるものがほとんどそのまま登録されています。たまにViveオーナ用のセールがされているようですが、存在は無視してもよいでしょう。

PlayStation Store

PlayStation用に用意されたストアです。当然PlayStationVR以外からは利用できません。PlayStationVR独占タイトルも多い反面、品ぞろえはほかのストアに大きく劣ります。

まとめ

PCでVRのソフトを探すうえでは抑えておくべきはまずSteamVRです。Oculus Riftを使う場合は、SteamVRにあるソフトを動かすためにOculus Touchを買っておくことがほぼ必須といってもよいでしょう。Viveであれば標準構成でSteamVRのソフトを楽しむことができます。

Oculus StoreにはOculus独占タイトルがありますが、Reviveのおかげで非対応であることを現時点ではあまり気にしなくてもよいでしょう。

PlayStation StoreはPlayStationVRのこれからの発展にかかっていますが、今のところPCのVRの方がソフトの多さでは勝っているといえそうです。

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